使徒言行録– tax –
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ペンテコステ(五旬祭)【使徒言行録―福音の勝利】#2
【この記事のテーマ】 「ペンテコステ(五旬祭)」は、ユダヤ人の「七週祭」(出34:22)に相当するギリシア語「ペンテーコステー」に由来するもので、「新穀の献げ物」(民28:26)をささげる祭りとも呼ばれます。「ペンテーコステー」は「50番目」を意味... -
初代教会の生活【使徒言行録―福音の勝利】#3
【この記事のテーマ】 初代教会の切迫感は、これ以上高まりようがありませんでした。メシアの王国設立に関する質問へのイエスの答え方は、時の問題を棚上げにしつつも(使徒1:6〜8)、すべてが“霊”の到来と使徒たちの宣教の完了にかかっているかのよう... -
最初の教会指導者たち【使徒言行録―福音の勝利】#4
【この記事のテーマ】 五旬祭で改宗した者の多くは、ギリシア語を話すユダヤ人、つまりギリシア・ローマ世界で生まれたユダヤ人で、今はエルサレムに住んでいた者たちでした(使徒2:5、9〜11)。彼らはユダヤ人であるにもかかわらず、ユダヤのユダヤ人—使... -
パウロの回心【使徒言行録―福音の勝利】#5
【この記事のテーマ】 (のちにパウロとなった)タルソスのサウロの回心は、使徒教会の歴史上、特筆すべき出来事の一つでした。しかしパウロの重要性は、彼の回心をはるかに超えています。なぜなら、かつての教会の敵で真のクリスチャンになったのは、彼だ... -
ペトロの伝道【使徒言行録―福音の勝利】#6
【この記事のテーマ】 パウロがタルソスに向けて出発すると、キリスト教会の初期に関するルカの物語の中で、ペトロが再び主役になります。そこに描かれているペトロは、ユダヤと周辺地域をくまなく巡る巡回伝道のようなことをしています。使徒言行録はここ... -
パウロの第1次伝道旅行【使徒言行録―福音の勝利】#7
【この記事のテーマ】 間違いなく、福音はユダヤ人だけでなく、異邦人にも伝えられねばなりません。これは、初期のユダヤ人クリスチャンたちが、ゆっくりとではあるものの確実に理解し始めたメッセージでした。 異邦人が大勢信仰に加わったという最初の明... -
エルサレム会議【使徒言行録―福音の勝利】#8
【この記事のテーマ】 2年以上経って、パウロとバルナバはシリア州のアンティオキアに戻りました。アンティオキア教会全体が2人を宣教師として派遣することに関わったので、彼らが教会に報告をするのは、自然なことでした。しかし報告の強調点は、彼らが成... -
第2次伝道旅行【使徒言行録―福音の勝利】#9
【この記事のテーマ】 アンティオキアに戻ると、パウロとバルナバは教会を育て、さらなる伝道の働きに携わりました。2人が一緒に働いのは、これが最後だったようです。激しい意見の対立のために、2人は別行動するようになったからです。パウロとバルナバの... -
第3次伝道旅行【使徒言行録―福音の勝利】#10
【この記事のテーマ】 パウロの第3次伝道旅行に関するルカの物語は、かなり唐突に始まります。聖書のその箇所は、パウロが彼の宣教拠点であるアンティオキアでしばらく過ごしたあと、また旅に出て、「ガラテヤやフリギアの地方を次々に巡回し、すべての弟... -
エルサレムでの逮捕【使徒言行録―福音の勝利】#11
【この記事のテーマ】 パウロの第1次伝道旅行の直後、異邦人の改宗をいかに認めるべきか、ということについて、根本的な意見の違いが教会内にあると判明しました(使徒15:1〜5)。恐らくパウロは、深まりゆく対立を感じて、教会の一致を促す計画を考えま...