ヨハネの黙示録– tax –
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アメリカとバビロン【終末時代への備え】#10
【今回の記事のテーマ】 私たちは先週、「偽の三位一体」に目を向けましたが、このサタン(竜)と地上の二つの勢力は、一緒になって神の民に迫害をもたらすでしょう。これらの勢力の一つである海の獣(黙13:1〜10)は、豹、熊、獅子の複合体(ダニエル7:... -
神の刻印か、獣の刻印か【終末時代への備え】#11
【今回の記事のテーマ】 モーセと小羊の歌は、今週の暗唱聖句の言葉で始まっています。その歌は、「獣に勝ち、その像に勝ち、またその名の数字に勝った者たち」(黙15:2)が天のガラスの海の岸に立つときに歌うものです。どうしたら私たちもその中にいる... -
バビロンと最後の戦い【終末時代への備え】#12
【今回の記事のテーマ】 すでに述べたように、ヨハネの黙示録は、旧約聖書からそのまま採られた象徴や言葉であふれています。例えば、バビロンという名前は黙示録の中に6回登場しますが、それは、何百年も前に世界史から消え去ったネブカドネツァル王の古... -
【テサロニケの信徒への手紙1・2】明らかにされた福音【解説】#4
【福音の起源 】 セブンスデー・アドベンチストが信じている28項目の信仰の大要は、パウロがテサロニケ人への手紙の中で教えている数数の真理にもとづいています。救いの計画についてのパウロの考えは福音を理解する鍵であり、今日の私たちの伝道の模範で... -
黙示預言の解釈【ダニエル書と黙示録—重要な黙示預言】#1
【この記事のテーマ】 時間に関する聖書の思想の特徴は、直線的な時間という思想に立ち、時間には特定の始まりと特定の終わりがあるという考え方です。これは時間を円、循環、流転すると考える他宗教の教えや概念と対照的で、多くの人は、この世は絶えず円... -
子、教会、竜(黙示録12章)【ダニエル書と黙示録—重要な黙示預言】#8
【この記事のテーマ】 黙示録12章は大いなる敵、悪魔に勝利するキリストについての章です。この章で、悪魔は天において戦いを始め、それを地上に持ち込む凶暴な竜として描かれています。この章はキリストとその教会に対するサタンの攻撃を描いていますが、ほ... -
海から現れた獣(黙示録13:1~3)【ダニエル書と黙示録—重要な黙示預言】#9
【この記事のテーマ】 黙示録13章は暗い光景で始まっています。竜から権威を受けた獣でスタートしているのです。竜がサタン自身であることは前回の研究で学びましたが、この獣の権力は神と神の御名と神の聖所を冒し、神の民を攻撃します。この権力のことは... -
地から現れた獣(黙示録13:11~18)【ダニエル書と黙示録—重要な黙示預言】#10
【この記事のテーマ】 黙示録13章は竜と、海から現れた獣と、地から現れた獣の間に形成される偽りの三位一体について記しています。それらは三位一体の神(父なる神、御子、聖霊)に敵対し、残りの民に対して怒りを表します。しかし神はご自分の民に敵の用い... -
三天使のメッセージ【ダニエル書と黙示録—重要な黙示預言】#11
【この記事のテーマ】 黙示録13章は神の民が経済制裁と死刑宣告に直面するところで終わっています。彼らが獣の像を拝まないからです。敵が神の民を皆殺しにしようとするのは、自分自身をこの世の正当な支配者としてすべての人に認めさせるためです。自分に... -
祝福に満ちた希望【ダニエル書と黙示録—重要な黙示預言】#12
【この記事のテーマ】 古代ギリシアの劇作家はしばしば「デウス・エクス・マキナ」(機械から来た神)と呼ばれる手法を用いました。劇の中の主役が解決不可能に見える難題に直面したとき、“機械から抜け出てきた神”が空から舞台に降りてきて事態を収拾する...