列王記下– tax –
イスラエルの背教と滅亡
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南王国の滅亡【列王記と歴代誌—反逆と改革】#13
【この記事のテーマ】 「彼らはわたしの民となり」 「しかし今や、お前たちがバビロンの王、剣、飢饉、(ききん)疫病に(えきびょう)渡されてしまったと言っている、この都について、イスラエルの神、主はこう言われる。『かつてわたしが大いに怒り、憤り、... -
マナセと初期のヨシヤ【列王記と歴代誌—反逆と改革】#12
【この記事のテーマ】 南王国ユダに関しては、第9課でヒゼキヤ王の統治とアッシリアによる攻撃について学んだところで終わっていました。北の「兄弟」、イスラエルを滅ぼしたアッシリアでしたが、ユダのエルサレムは主の輝かしい導きによって守られ(歴代下... -
北王国の最期【列王記と歴代誌—反逆と改革】#11
【この記事のテーマ】 【国の葬送行進曲】 北王国のための葬送行進曲が聞こえます。実際には、葬送行進曲はヤロブアムが金の子牛を造った今期の初めにすでに始まっていました。この時から、事態は悪化の一途をたどっていました。有効な改革がなされないまま、... -
一方、北王国では……【列王記と歴代誌—反逆と改革】#10
【この記事のテーマ】 【オムリ王朝の最期】 イスラエル王国に関する前回の研究では、ラモト・ギレアドの戦い(前853)においてアハブが死に、ヨシャファトが(神の恵みによって)かろうじて生き延びたところまで学びました(歴代下18章)。今回は、後戻りして... -
ユダのヒゼキヤによる統治【列王記と歴代誌—反逆と改革】#9
【この記事のテーマ】 【アマツヤ、ウジヤ、ヨタム】 前回の研究はヨアシュの死をもって終わりました。幼くして王になったヨアシュでしたが、後に背信し、シリアの侵略者によって負傷した後、病床において自らの家臣によって殺されます(歴代下24:23~25)... -
ユダ―ヨラムからヨアシュまで【列王記と歴代誌―反逆と改革】#8
【この記事のテーマ】 【ヨラム、アハズヤ、アタルヤ、ヨアシュ―悲劇的な過ち】 今回は、ヨラムからヨアシュまでの、58年間に及ぶユダの指導者について学びます。ここで驚かされるのは、聖書が公然とあからさまに彼らの欠点を描写している点です。古代メソポタ... -
ユダの王ヨシャファトの盛衰【列王記と歴代誌—反逆と改革】#7
【この記事のテーマ】 【ユダのヨシャファト王】 ユダのヨシャファト王の時代は読んでいて飽きることがありません。紀元前872年から同848年までの彼の治世は、霊的浮き沈み、栄枯盛衰(えいこせいすい)に満ちています。彼のような人生を送った人はまれです。... -
北王国における背信【列王記と歴代誌—反逆と改革】#6
【この記事のテーマ】 【乳と蜜と……血の流れる土地】 【列王記と歴代誌ー反逆と改革】#4では、北王国イスラエルのヤロブアムがイスラエルをユダから分割し、金の子牛を造り、偶像を建て、「これまでのだれよりも悪を行」ったことを学びました(列王上14:9)。... -
アサ家の台頭【列王記と歴代誌—反逆と改革】#5
【この記事のテーマ】 【善良な王アサ】 初めにレハブアムが、次にアビヤムが統治します。悪い指導者は今日に始まった問題ではありません。次にアサが登場します。やっとのことでユダ王国はまともな王を得たことになります。アサが即位した頃のユダ王国の宗... -
神の国家の分裂【列王記と歴代誌—反逆と改革】#4
【この記事のテーマ】 【分裂】 「ソロモンの死後、彼の王国は南のユダと北のイスラエルに分裂しました。強力で統一された帝国のように見えた国が二つに分裂したのです。原因はソロモン自身の統治にありました。彼の王国の外面的な華々しさ、すなわち豪華な...
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