使徒言行録– tax –
ルカの視点で描かれたキリストの弟子たちの活躍
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ローマへの旅【使徒言行録―福音の勝利】#13
【この記事のテーマ】 パウロは、ローマを訪問したい、と長らく願ってきたのですが、エルサレムでの逮捕が状況を一変させました。エルサレム教会の指導者たちの律法主義的圧力に屈したことで、イタリアへの船旅に費やした時間も含めてほぼ5年間、彼はロー... -
カイサリアでの監禁【使徒言行録―福音の勝利】#12
【この記事のテーマ】 パウロはカイサリアに移送されると、その町に、より正確には、ローマ総督の公邸であったヘロデの官邸に(使徒23:35)、2年間監禁されました(同24:27)。その数年の間に尋問が何回かなされ、パウロは2人のローマ総督(フェリクスと... -
エルサレムでの逮捕【使徒言行録―福音の勝利】#11
【この記事のテーマ】 パウロの第1次伝道旅行の直後、異邦人の改宗をいかに認めるべきか、ということについて、根本的な意見の違いが教会内にあると判明しました(使徒15:1〜5)。恐らくパウロは、深まりゆく対立を感じて、教会の一致を促す計画を考えま... -
第3次伝道旅行【使徒言行録―福音の勝利】#10
【この記事のテーマ】 パウロの第3次伝道旅行に関するルカの物語は、かなり唐突に始まります。聖書のその箇所は、パウロが彼の宣教拠点であるアンティオキアでしばらく過ごしたあと、また旅に出て、「ガラテヤやフリギアの地方を次々に巡回し、すべての弟... -
第2次伝道旅行【使徒言行録―福音の勝利】#9
【この記事のテーマ】 アンティオキアに戻ると、パウロとバルナバは教会を育て、さらなる伝道の働きに携わりました。2人が一緒に働いのは、これが最後だったようです。激しい意見の対立のために、2人は別行動するようになったからです。パウロとバルナバの... -
エルサレム会議【使徒言行録―福音の勝利】#8
【この記事のテーマ】 2年以上経って、パウロとバルナバはシリア州のアンティオキアに戻りました。アンティオキア教会全体が2人を宣教師として派遣することに関わったので、彼らが教会に報告をするのは、自然なことでした。しかし報告の強調点は、彼らが成... -
パウロの第1次伝道旅行【使徒言行録―福音の勝利】#7
【この記事のテーマ】 間違いなく、福音はユダヤ人だけでなく、異邦人にも伝えられねばなりません。これは、初期のユダヤ人クリスチャンたちが、ゆっくりとではあるものの確実に理解し始めたメッセージでした。 異邦人が大勢信仰に加わったという最初の明... -
ペトロの伝道【使徒言行録―福音の勝利】#6
【この記事のテーマ】 パウロがタルソスに向けて出発すると、キリスト教会の初期に関するルカの物語の中で、ペトロが再び主役になります。そこに描かれているペトロは、ユダヤと周辺地域をくまなく巡る巡回伝道のようなことをしています。使徒言行録はここ... -
パウロの回心【使徒言行録―福音の勝利】#5
【この記事のテーマ】 (のちにパウロとなった)タルソスのサウロの回心は、使徒教会の歴史上、特筆すべき出来事の一つでした。しかしパウロの重要性は、彼の回心をはるかに超えています。なぜなら、かつての教会の敵で真のクリスチャンになったのは、彼だ... -
最初の教会指導者たち【使徒言行録―福音の勝利】#4
【この記事のテーマ】 五旬祭で改宗した者の多くは、ギリシア語を話すユダヤ人、つまりギリシア・ローマ世界で生まれたユダヤ人で、今はエルサレムに住んでいた者たちでした(使徒2:5、9〜11)。彼らはユダヤ人であるにもかかわらず、ユダヤのユダヤ人—使...
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