1章– tax –
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光の中を歩む─罪を離れる【ヨハネの手紙—愛されること、愛すること】#3
【この記事のテーマ】 1982年に、一風変わったモダンアート(現代芸術)が展示されたことがあります。それは椅子に固定された散弾銃でした。それを鑑賞するためには、椅子に座って、銃身を直接のぞき込むことになっていました。問題は、銃には弾丸が込めら... -
『ヨハネの手紙I』の重要なテーマ【ヨハネの手紙—愛されること、愛すること】#11
【この記事のテーマ】 2001年9月11日にニューヨークとワシントンD.C.を襲ったテロ攻撃のあらゆる悲劇の中にも、一つの積極的な新事実を見ることができます。多くの人々にとって、それは道徳的相対主義の終焉を告げるものでした。真っ昼間にテレビの画面... -
選ばれた婦人へのヨハネの手紙【ヨハネの手紙—愛されること、愛すること】#12
【この記事のテーマ】 ヨハネの手紙IIは多くの点でヨハネの手紙Iに似ています。手紙Iより短いにせよ、同じ語彙が用いられ、同じ主題が現れ、信者に対する同じ関心で満ちています。どちらも個人的な関心が示されています。 しかしながら、手紙Iとは対照... -
権力闘争【ヨハネの手紙—愛されること、愛すること】#13
【この記事のテーマ】 権力闘争はさまざまなかたちをとって現れます。国家や会社の支配権、あるいは宗教的な地位や権威をめぐる闘争は醜いもので、ときには暴力的でさえあります。実際のところ、天における大争闘は権力闘争をもって始まりました。つまり、... -
【コヘレトの言葉】太陽の下、新しいものは何ひとつない【1章解説】#2
【この記事のテーマ】 こんな話が伝えられています。ギリシアの哲学者ディオゲネスがランプを持ってアテネの通りを歩いていました。目的は正直な男を捜し出すことでした。彼はやっと自分の目にかなう男を見つけ出しました。しかし、ディオゲネスは勘違いし... -
【エゼキエル書】悲劇が起こるとき【1章解説】#1
【悲劇はすべての人にのぞむ】 罪にゆがめられた世界にあって,これは当然のことです。なぜ逆境が訪れるのでしょうか。それに積極的に対処するためにはどうしたらよいでしょうか。神は恵みによって逆境を私たちの幸福と人々の救いに変えてくださるでしょう... -
【エゼキエル書】わたしはあなたと共にいる【1〜3章解説】#2
【愛にみちた神の関心】 たとえ状況がそうであったとしても, 神がご自分の民をお捨てにならないということがどのようにしてわかるでしょうか。たとえ気分的に落ち込んでいても,希望がないわけではないということがどのようにしてわかるでしょうか。多く... -
初めに【創世記―起源と帰属】#2
【この記事のテーマ】 ある有名な科学者が人類の起源について次のように言っています。「人類がここにいるのは、特異な構造のひれを持った魚の変種がいて、そのひれが陸上動物の脚に変化したからです」。 もちろん、聖書、特に創世記の最初の2章は人類の起... -
第1の弟子、ペテロ【ペトロの手紙1―生ける望み】#1
【中心思想】 今日の私たちに対してもそうであるように、イエスはペテロと共に働かれました。そして、彼のうちにある良いもの、価値あるものを強め、粗野なもの、有害なものを除去されました。 【アウトライン】 使徒たちの代弁者(マタ16:13~20) 使徒た... -
選ばれた寄留者と旅人【ペトロの手紙1―生ける望み】#2
【中心思想】 ペテロの手紙は福音の招きに接し、それを受け入れたすべての人たち、すなわち小アジアの選ばれた人たち、また各時代のすべてのクリスチャンのために書かれたものです。 【アウトライン】 バビロンからの手紙(Iペテ1:1、5:13) ローマにおける...