10章– tax –
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【申命記】あなたの神、主を愛しなさい【解説】#4
【この記事のテーマ】 ユダヤの宗教における最も重要な祈りの一つが申命記6章にあります。「シェマ」として知られるその祈りは、その祈りの最初のヘブライ語に基づくものです。シェマの語根「シャマ」は、「聞くこと」あるいは「従うこと」という意味を持... -
【申命記】あなたの門の内にいる寄留者【解説】#5
【この記事のテーマ】 前回学んだように、イエスは1人の律法学者の「第一の掟」についての問いに答えて、唯一の神である主をお認めになり、「第一の掟は、これである……。心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛し... -
【申命記】律法と恵み【解説】#7
【この記事のテーマ】 ほとんどのキリスト教会の教派が律法と恵みについて語り、両者の関係について理解しています。律法は神の聖と義の標準であり、律法に違反することが罪です。「罪を犯す者は皆、法にも背くのです。罪とは、法に背くことです」(1ヨハ3... -
【申命記】後の書巻に見る申命記【解説】#11
【この記事のテーマ】 聖書、特に旧約聖書の中で私たちを惹きつける特徴の一つは、旧約聖書の著者が先に書かれたものに言及したり、引用したりすることによって、メッセージを伝えようとしているということです。 たとえば詩編81編では、次のような引用が... -
【申命記】新約聖書に見る申命記【解説】#12
【この記事のテーマ】 新約聖書は旧約聖書で溢れています。それは聖霊を受けて書いた新約聖書の記者たちが、その権威の源として旧約聖書を引用したからです。イエスご自身も「……と書いてある」(マタ4:4)と言われ、それは「旧約聖書に書いてある」という... -
【ローマの信徒への手紙】恵みによる選び【10章、11章解説】#11
【この記事のテーマ】 ローマ10章と11章は多くの議論の焦点となっているところです。しかしながら、これらを通して明らかになる点があります。それは、人類に対する神の愛と、すべての人を救おうとする神の大いなる願望です。だれもある集団に属していると... -
選ばれた者【信仰のみによる救い—ローマの信徒への手紙】#11
【この記事のテーマ】 今回の研究は、11章に焦点を当てつつ、ローマ10章と11章を扱います。パウロの考え方を追い続けるためには、二つの章をすべて読むことが重要です。これら二つの章は、今までも、そして今もなお、多くの議論の焦点ですが、それらの議論... -
ラッパ、血、雲、火【民数記―放浪する民】#4
【この記事のテーマ】 主が「聖餐式」を制定されたのは、御自分の弟子たちと共に食事をされた最後の過越においてでした。イエスは過越の食事の一部を取り「、取って食べなさい。これはわたしの体である」と言われました。また、杯を取り、言われました。「... -
【コヘレトの言葉】死んだ蠅と蛇使い【10章解説】#11
【この記事のテーマ】 ここまで、コヘレトの言葉を読むかぎり、統一された思想の流れを認めることは困難なように思われます。これは、統一された思想がないという意味ではなく、統一された思想の流れを認めることが容易でないという意味です。つまり、体系... -
【エゼキエル書】隠れた罪【8〜10章解説】#4
【徐々に背信する】 個人としてであれ、集団としてであれ、神の民が突然にして背信するということはあまりありません。神を信じる者が神から離れる傾向を持つのはなぜでしょうか。 【アウトライン】 神殿における背信(エゼ8:1~18) 保護のしるし(エゼ9:...