10章– tax –
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戦いから勝利へ【ダニエル―主イエス・キリストの愛と品性の啓示】#11
【この記事のテーマ】 ダニエル書の最後の幻はダニエル10章で始まり、11章、12章でも続きます。私たちはその冒頭において、この幻が「大いなる戦い」(ダニ10:1、口語訳)に関するものであると知らされます。ダニエル11章はその戦いの詳細をいくらか具体... -
ほかに神はない【エレミヤ書、哀歌―神の計画と私たちの役割】#3
【中心思想】 偶像崇拝とは何でしょうか。人間はなぜ偶像崇拝に心をひかれるのでしょうか。偶像崇拝が隣人に対する罪となるのはなぜでしょうか。 【アウトライン】 1.その理由(エレ16:10~13) 2.家庭の宗教(エレ7:18~20) 3.むなしいものに頼る(エレ10:1~... -
神と人間の苦しみ【ヨブ記】#4
【この記事のテーマ】 聖書の中のどの書巻とも違って、ヨブ記の背景はイスラエルの人々やその国(土地)からまったく切り離されています。主がアブラハムに、「あなたを大いなる国民に(する)」(創12:2)と約束された創世記から、「聖なる都」(黙22:1... -
罪のない者の血【ヨブ記】#8
【この記事のテーマ】 アルジェリア生まれの作家アルベール・カミュは、人間の苦しみという問題と格闘しました。『ペスト』という本の中で、彼は人類に痛みと苦しみをもたらす病気の象徴としてペストを用いています。彼は、ペストにかかった幼い少年が過酷... -
ヨブの贖い主【ヨブ記】#12
【この記事のテーマ】 突然、ヨブ記38章の冒頭に主御自身が登場されたことによって、ヨブ記はその頂点に達しました。力強い、奇跡的な方法で神は御自分をヨブにあらわされ、そのことが結果的にヨブの告白と悔悛をもたらしたのです。次に神はヨブの3人の友... -
危機は続く【エレミヤ書】#7
【この記事のテーマ】 神の僕の苦労と試練は続きます。実際のところ、エレミヤ書の大半が扱っているのは、愛と憂慮のゆえに主が民に伝えようとなさっていた言葉を彼らに聞いてもらおうとして、この預言者が直面した難題と葛藤です。 もし民がエレミヤの言... -
エレミヤ書からの教訓【エレミヤ書】#13
【この記事のテーマ】 私たちのエレミヤ書の研究もいよいよ最後です。それは一つの冒険であり、多くの感情やエネルギーがこの預言者の物語の中で費やされてきました。 あらゆる預言者と同様、エレミヤはこの書を世間から孤立して書いたのではありません。... -
弟子としての召し【ルカによる福音書解説】#4
【この記事のテーマ】 「弟子」は、信奉者、学徒を意味します。聖書の中に「弟子」という言葉は250回以上登場しますが、(すべてではないものの)そのほとんどが四福音書と使徒言行録においてです。 弟子であることは、霊に力を与え、心に挑戦を突きつけ、... -
偉大な教師、イエス【ルカによる福音書解説】#9
【この記事のテーマ】 「キリストがこの世においでになったときは、人間性がまさにそのどん底に達しようとする一歩手前であった。社会の基礎は侵されていた。生活は虚偽と虚飾に満ちていた。……人々は伝説と虚偽に愛想をつかし、思考を紛らすために不信仰と... -
ペトロの伝道【使徒言行録―福音の勝利】#6
【この記事のテーマ】 パウロがタルソスに向けて出発すると、キリスト教会の初期に関するルカの物語の中で、ペトロが再び主役になります。そこに描かれているペトロは、ユダヤと周辺地域をくまなく巡る巡回伝道のようなことをしています。使徒言行録はここ...