3章– tax –
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その日を呪いなさい【ヨブ記】#5
【この記事のテーマ】 私たちがヨブ記を読むとき、私たちには二つの際立った優位さがあります。第一に、結末を知っていること。第二に、宇宙規模の対立が舞台裏で起きているという背景を知っていることです。 ヨブはこれらのことをいずれも知りませんでし... -
バプテスマと誘惑【ルカによる福音書解説】#2
【この記事のテーマ】 前回の研究で見たように、ルカは歴史的な大物たちのリストを提供していますが、それはこういった権力者たちと同じように、イエスやヨハネに関するルカの記事が事実であり、歴史的であることを示すためだったのでしょう。 しかし、権... -
知恵の呼びかけ【箴言―正しい選択を導く知恵の言葉】#1
【この記事のテーマ】 エデンの園以来、人間の悲劇の根源は、誤った選択にあります。「神だけが全知であり真理であるにもかかわらず、アダムはその神のみ言葉に従わず、欺く者に聞き従ったために、いっさいのものを失ってしまった。善と悪が入り混じったた... -
舌を制御する【ヤコブの手紙】#7
【この記事のテーマ】 言葉には大きな力があります。「時宜にかなって語られる言葉」(箴言25:11)——称賛、詩、物語など——は、人生を根底から形作ります。私たちが口にすることは、何日も、あるいは何年も残ることがあります。例えば、子どもたちはスポン... -
天の知恵としての謙遜【ヤコブの手紙】#8
【この記事のテーマ】 多くの大企業や中規模の企業には、「中間管理職気質」というものが存在します。この態度は、職員がそれまで持っていなかった何か(より多くの敬意や給料、より高い役職など)を手に入れたと感じるときに生じるものです。この不健全な... -
諸国民の主【アモス書—主を求めよ、そして生きよ!】
中心思想:非人間的な行為は神に対する罪であって、相応の裁きを受けます。 【この記事のテーマ】 聖書の中で、獅子はしばしば動物界の王とされています。その外観は凶暴性と破壊力と同時に、抗しがたい力と威厳を感じさせます。狩りをしているときでなくて... -
天地創造と堕落【創世記―起源】#6
【この記事のテーマ】 ある喜劇俳優がジェラルディンという名の女を演じていました。ある独白の中で、彼女は高価な新しいドレスを身に着けて、家に帰ってくる牧師の妻として登場します。彼女の夫(同じ役者が演じている)はそれを見て、怒ります。すると、... -
鏡を通して、ぼんやりと【創世記―起源】#7
【この記事のテーマ】 神学者のウィリアム・ペイリーは1802年に『自然神学』という本を著し、その中で、人は自然を観察することによって、神の品性を理解することができると主張しました。彼は豊富な例によって、動物が創造主の思いやりと技能を示す特徴を... -
天地創造と福音【創世記―起源】#12
【この記事のテーマ】 聖書の記述によれば、アダムとエバは神にかたどって創造されました。いかなる道徳的欠陥もありませんでした。しかし、彼らには、愛するうえで欠かすことのできない自由意志が与えられていました。アダムとエバは、神に背いたとき、サ... -
再び、創造【創世記―起源】#13
【この記事のテーマ】 ペトロは、ペトロIIの3:10~13で、天と地の運命を描写しています。天と地は、その中のあらゆるものと共に、滅ぼされます。 しかし、話はそれで終わりではありません。長い目で見ると続きがあります。なぜなら、代わりに、新しい天と...