ダニエル書– tax –
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聖所の清め【ダニエル—ダニエルに学ぶゆるぎない祈り、忍耐、愛】#10
【この記事のテーマ】 多くのクリスチャンは、ダニエル書8章が小さな角と同一視されるシリアの王、アンティオコス・エピファネス(前2世紀)の時代に実現したと信じています。ある人たちは、この王がまた初めにユダヤ人と契約を結び、その後彼らに背くこと... -
神の時刻表【ダニエル—ダニエルに学ぶゆるぎない祈り、忍耐、愛】#11
【この記事のテーマ】 ダニエル書9章は聖書の中でも最も感動的な祈りの一つをもって始まります。天で「大いに愛せられている者」と呼ばれているダニエル(ダニ9:23)は、自分自身を罪深い民の一人と見なし、心から神の祝福を祈り求めます。彼はなおバビロ... -
王たちが戦いに赴く時【ダニエル—ダニエルに学ぶゆるぎない祈り、忍耐、愛】#12
【この記事のテーマ】 ダニエル書10~12章は3つの要素からなる一つの単位です。第1部は10章であり、第2部は本体の11:2~12:4であり、第3部(12:5~13)は12章とダニエル書全体を締めくくっています。ダニエルに与えられた最後の幻は、ユダヤ人がバビロ... -
終わりの時【ダニエル—ダニエルに学ぶゆるぎない祈り、忍耐、愛】#13
【この記事のテーマ】 ダニエル書の最終章は「終わりの時」を締めくくる世界の歴史、すなわち「国が始まって以来、かつてなかったほどの苦難」(ダニ12:1)の時における諸事件を描写しています。最後の幻を受けた後もなお、ダニエルは疑問を持っていまし... -
読むことから理解することへ【ダニエル―主イエス・キリストの愛と品性の啓示】#1
【この記事のテーマ】 私たちの教会は、今期の研究対象であるダニエル書のページの中から生まれました。研究を始めるに際して、私たちは研究の指針となるポイントとして次の点を心に留めておくべきでしょう。 第一に、聖書全体の中心がキリストであるよう... -
エルサレムからバビロンへ【ダニエル―主イエス・キリストの愛と品性の啓示】#2
【この記事のテーマ】 聖書は、堕落した人間の弱さを示すことを避けたりしません。創世記3章以降、人間の罪深さとその悲しい結果が目立つように並び記されています。その一方で、忠実とは程遠いことをするように強く促されたときでさえ、神に対するすばら... -
秘密から啓示へ【ダニエル―主イエス・キリストの愛と品性の啓示】#3
【この記事のテーマ】 グリーンランド周辺の海には、さまざまな大きさの氷山が浮いています。時として、小さな浮氷塊はある方向へ、大きなほうの片割れは別の方向へ流れて行くことがあります。このようなことが起きるのは、海面の風が小さな氷塊を押し流す... -
炉の中から宮廷へ【ダニエル―主イエス・キリストの愛と品性の啓示】#4
【この記事のテーマ】 「こうして、この青年たちは聖霊に満たされ、彼らが礼拝するお方だけが真の、生ける神であるという信仰を全国民に表明した。このような青年たちの信仰の実証は、彼らの原則の最も雄弁な提示であった。生ける神の力と偉大さを偶像礼拝... -
高慢から謙遜へ【ダニエル―主イエス・キリストの愛と品性の啓示】#5
【この記事のテーマ】 高慢は最初の罪と呼ばれてきました。それは、天の宮廷の天使ルシファーの中に初めてあらわれたものです。そういうわけで、神はエゼキエルに、「お前の心は美しさのゆえに高慢となり/栄華のゆえに知恵を堕落させた。わたしはお前を地... -
傲慢から破滅へ【ダニエル―主イエス・キリストの愛と品性の啓示】#6
【この記事のテーマ】 聖書はダニエル5章において、人間の傲慢というものが衝撃的かつ劇的な形で終わる絶好の実例を示しています。しかしネブカドネツァルは、長い時間がかかったものの、少なくとも自らの教訓を学んだと言えるでしょう。彼の孫、ベルシャ...