ヨハネの黙示録– tax –
-
宇宙規模の争い【終末時代への備え】#1
【今回の記事のテーマ】 聖書の世界観は、「大争闘」とも呼ばれる宇宙規模の争いであり、それが私たちの世界の、さらには全宇宙のドラマが展開する背景となっています。罪、苦しみ、死、国々の盛衰、福音の宣布、終末の諸事件—こういったことはみな、この... -
ダニエルと終末時代【終末時代への備え】#2
【今回の記事のテーマ】 主は古代イスラエルのためにすばらしい計画を持っておられました。「あなたたちは、わたしにとって祭司の王国、聖なる国民となる」(出19:6)。この聖なる国民、この祭司の王国は、ヤハウェが唯一の神であることをこの世に伝える... -
イエスとヨハネの黙示録【終末時代への備え】#3
【今回の記事のテーマ】 新約聖書をざっと読んだだけでも、一つの重要な真実がわかります。新約聖書が旧約聖書と密接に結びついているということです。福音書も書簡も、再三再四、旧約聖書の出来事に言及したり、直接的あるいは間接的に旧約聖書から引用し... -
救いの計画と終末時代【終末時代への備え】#4
【今回の記事のテーマ】 キリスト教とそれ以外の宗教との間には、興味深いが決定的な一つの違いがあります。後者は、創始者が信徒に教えたことを強調するものの、創始者が信徒のためにしたことは強調しないという点です。なぜなら、創始者たちが信徒のため... -
天の聖所におけるキリスト【終末時代への備え】#5
【今回の記事のテーマ】 天の聖所におけるイエスについて、ヘブライ人への手紙には次のように記されています。「イエスは、わたしたちのために先駆者としてそこへ入って行き、永遠にメルキゼデクと同じような大祭司となられたのです」(ヘブ6:20)。聖書... -
誰が律法を「変更」したか【終末時代への備え】#6
【今回の記事のテーマ】 終末の諸事件を理解するうえで中心となるのは、神の律法の問題です。もっと具体的に言えば、第四条の戒め、第七日安息日の問題です。救いは信仰のみによるのであり、(安息日を含む)神の律法を守ることは決して救いをもたらさない... -
マタイによる福音書24章と25章【終末時代への備え】#7
【今回の記事のテーマ】 イエスはマタイ24章と25章で、終末時代と備えの仕方について重要な真理を明らかにしておられます。ある意味で、これら二つの章は、終末の諸事件に関するキリストの教えでした。と同時に、もっと間近な未来に目を向けつつ、イエスは... -
天と地を創造された神を礼拝せよ【終末時代への備え】#8
【今回の記事のテーマ】 私たちアドベンチストは、「いま持っている真理」(IIペト1:12、口語訳)〔しばしば「現代の真理」と訳される〕という聖書の考えを信じています。それはつまり、長年にわたって主からますます与えられる光によって、真理が必要な... -
サタンの終末時代の惑わし【終末時代への備え】#9
【今回の記事のテーマ】 サタンは天においても、追放される前に天使たちを惑わすために働きました。「ルシファーは、神のみ座のすぐ近くにある自分の座を離れて、天使たちの間に不満の精神をひろめるために出て行った。彼は神秘的な秘密をもって働き、一時... -
アメリカとバビロン【終末時代への備え】#10
【今回の記事のテーマ】 私たちは先週、「偽の三位一体」に目を向けましたが、このサタン(竜)と地上の二つの勢力は、一緒になって神の民に迫害をもたらすでしょう。これらの勢力の一つである海の獣(黙13:1〜10)は、豹、熊、獅子の複合体(ダニエル7:...