ダニエル書、黙示録を中心とした預言の解説はこちらから
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ダニエル書8章(天の万軍の君)【ダニエル書と黙示録—重要な黙示預言】#4
【この記事のテーマ】 ダニエル8章は多くの点で7章と似ていますが、7章にはない主題について述べています。たとえば、地上における人間キリストでなく、天の聖所における大祭司キリストに対する攻撃という点です。 ダニエル8章には聖所に関する象徴と... -
人の子と最後の審判【ダニエル書と黙示録—重要な黙示預言】#3
【今週のテーマ】 前回はダニエル書2章と7章を学び、これらの章において、神の教会に関連した歴史が示されました(バビロン、メディア・ペルシア、ギリシア、ローマ〔多神教帝国および教皇制〕)。しかし、ここに描かれた出来事のすべてが地上の出来事で... -
ダニエル書2章、7章(黙示預言のABC)【ダニエル書と黙示録—重要な黙示預言】#2
【この記事のテーマ】 聖書の中で私どもの信仰を強め、励ましてくれる預言はダニエル書2章と7章です。これら二つの章の中で、ダニエルは神の力によって自分の時代から私どもの時代まで、そして神が最後の王国を確立される世の終わりまでの世界の歴史を描... -
黙示預言の解釈【ダニエル書と黙示録—重要な黙示預言】#1
【この記事のテーマ】 時間に関する聖書の思想の特徴は、直線的な時間という思想に立ち、時間には特定の始まりと特定の終わりがあるという考え方です。これは時間を円、循環、流転すると考える他宗教の教えや概念と対照的で、多くの人は、この世は絶えず円... -
わたしは万物を新しくする【ヨハネの黙示録-イエスキリストの働きを知る】#13
【この記事のテーマ】 終末時代のバビロンの滅亡は、この背教の宗教制度と協力した人々にとっては悪い知らせです。しかし、神の民にとっては良い知らせです(黙19:1〜7)。バビロンは、彼らを迫害し、危害を加えるために、社会的、政治的勢力をそそのかし... -
バビロンへの裁き【ヨハネの黙示録-イエスキリストの働きを知る】#12
【この記事のテーマ】 第六の災いは、ユーフラテス川の水を象徴的にからします。幻滅を感じたこの世の人々が、終末時代のバビロンから国民的支持をやめるからです。先週の研究で見たように、バビロンの力が砕け散るのは、神の業をまねた悪霊の大掛かりな活... -
最後の七つの災い【ヨハネの黙示録-イエスキリストの働きを知る】#11
【この記事のテーマ】 黙示録11:18は、ハルマゲドンの最後の戦い直前の地上の状況を、「諸国民は怒り狂いました」(口語訳)と要約しています。地上のこの状況は、終わりの時に関するイエスの描写と合致しており(ルカ21:25)、このあとに神の怒りが続き... -
神の永遠の福音【ヨハネの黙示録-イエスキリストの働きを知る】#10
【この記事のテーマ】 黙示録は、サタンの終末の惑わしが成功し、この世が獣を拝むことを選び、その刻印を受けるであろう、と教えています。しかし黙示録14:1〜5は、神が御自分の残りの民を持っておられ、彼らは、この世の大半が主を支持しないときにも主... -
サタンと盟友【ヨハネの黙示録-イエスキリストの働きを知る】#9
【この記事のテーマ】 黙示録12章は、神の忠実な民に対するサタンの攻撃を描いています。その攻撃には、1260日〔年〕(西暦538〜1798年、黙12:6、13、14)にわたる異教ローマとその後の教皇制ローマによる迫害も含まれています。黙示録13章は、キリスト教... -
敗れた敵、サタン【ヨハネの黙示録-イエスキリストの働きを知る】#8
【この記事のテーマ】 黙示録12章から14章は、この書巻の終末に関する部分(黙15:1〜22:21)に私たちを備えさせます。 黙示録の前半(1〜11章)は、キリスト教の全時代を通じて、敵対する世界の中での教会の霊的戦いを描いていますが、残りの部分は、再...