11章– tax –
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【申命記】あなたの神、主を愛しなさい【解説】#4
【この記事のテーマ】 ユダヤの宗教における最も重要な祈りの一つが申命記6章にあります。「シェマ」として知られるその祈りは、その祈りの最初のヘブライ語に基づくものです。シェマの語根「シャマ」は、「聞くこと」あるいは「従うこと」という意味を持... -
【ローマの信徒への手紙】恵みによる選び【10章、11章解説】#11
【この記事のテーマ】 ローマ10章と11章は多くの議論の焦点となっているところです。しかしながら、これらを通して明らかになる点があります。それは、人類に対する神の愛と、すべての人を救おうとする神の大いなる願望です。だれもある集団に属していると... -
選ばれた者【信仰のみによる救い—ローマの信徒への手紙】#11
【この記事のテーマ】 今回の研究は、11章に焦点を当てつつ、ローマ10章と11章を扱います。パウロの考え方を追い続けるためには、二つの章をすべて読むことが重要です。これら二つの章は、今までも、そして今もなお、多くの議論の焦点ですが、それらの議論... -
不満から背信へ【民数記―放浪する民】#5
【この記事のテーマ】 雲の柱がシナイの聖所から昇り、祭司らが契約の箱と共に出立するとき、モーセは次のように宣言しました。「主よ、立ち上がってください。あなたの敵は散らされあなたを憎む者は御前から逃げ去りますように」(民10:35)。それは勝利... -
【コヘレトの言葉】ソロモン家の興亡【解説】#1
【この記事のテーマ】 『リチャード・コーリ』という詩は、ある貧しい人の視点から書かれた富める人についての詩です。この貧しい人は、リチャード・コーリ、そのお金、その顔立ち、そして人々に「彼のようになりたい」と思わせるすべてのものを羨んでいま... -
【コヘレトの言葉】風の道【11章解説】#12
【この記事のテーマ】 古代ギリシア人は運命を信じていました。つまり、人の運命はあらかじめ神々によって決定されていて、その通りになる、と信じていました。この思想はホメーロスの『イーリアス』の中によく表されています。トロイの偉大な戦士ヘクトー... -
【エゼキエル書】みことばの確実性【解説】#5
【クリスチャンの霊的熱意はなぜ冷めやすいのか】 私たちが神の約束やさばきの確実性を疑いがちなのはなぜでしょうか。 【アウトライン】 反抗的な失望(エゼ11:1~13) 象徴的動作による捕囚についての預言(エゼ12:1~20) むなしくなった幻(エゼ12:21... -
【エゼキエル書】神の心臓手術【11章、36章解説】#11
【新生と自己修練】 回心(新生)の経験はクリスチャンの生き方においてどれほど重要でしょうか。自己修練が私たちの生活や態度に変化を生み出すことができないのはなぜでしょうか。自己修練や個人の努力は毎日の信仰生活においてどんな意味を持つのでしょ... -
洪水後の地球【創世記―起源と帰属】#6
【この記事のテーマ】 イギリスの哲学者で、進化論の熱烈な信奉者であったバートランド・ラッセルは、進化の過程の最終的結論[人間]について次のような冗談を言いました。「もし私が全能で、無限の時間をかけて実験することができたなら、最終的には人間... -
人間アブラム【創世記―起源と帰属】#7
【この記事のテーマ】 前回は、おもにバベルの塔について学びました。堕落した人間は過去の経験から学ぶことがないように思われます。 今回は、希望に満ちたテーマ、セムの子孫について学びます。パウロが「わたしたちすべての父」(ロマ4:16)と呼んでい...