11章– tax –
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不満から背信へ【民数記―放浪する民】#5
【この記事のテーマ】 雲の柱がシナイの聖所から昇り、祭司らが契約の箱と共に出立するとき、モーセは次のように宣言しました。「主よ、立ち上がってください。あなたの敵は散らされあなたを憎む者は御前から逃げ去りますように」(民10:35)。それは勝利... -
【コヘレトの言葉】ソロモン家の興亡【解説】#1
【この記事のテーマ】 『リチャード・コーリ』という詩は、ある貧しい人の視点から書かれた富める人についての詩です。この貧しい人は、リチャード・コーリ、そのお金、その顔立ち、そして人々に「彼のようになりたい」と思わせるすべてのものを羨んでいま... -
【コヘレトの言葉】風の道【11章解説】#12
【この記事のテーマ】 古代ギリシア人は運命を信じていました。つまり、人の運命はあらかじめ神々によって決定されていて、その通りになる、と信じていました。この思想はホメーロスの『イーリアス』の中によく表されています。トロイの偉大な戦士ヘクトー... -
【エゼキエル書】みことばの確実性【解説】#5
【クリスチャンの霊的熱意はなぜ冷めやすいのか】 私たちが神の約束やさばきの確実性を疑いがちなのはなぜでしょうか。 【アウトライン】 反抗的な失望(エゼ11:1~13) 象徴的動作による捕囚についての預言(エゼ12:1~20) むなしくなった幻(エゼ12:21... -
【エゼキエル書】神の心臓手術【11章、36章解説】#11
【新生と自己修練】 回心(新生)の経験はクリスチャンの生き方においてどれほど重要でしょうか。自己修練が私たちの生活や態度に変化を生み出すことができないのはなぜでしょうか。自己修練や個人の努力は毎日の信仰生活においてどんな意味を持つのでしょ... -
洪水後の地球【創世記―起源と帰属】#6
【この記事のテーマ】 イギリスの哲学者で、進化論の熱烈な信奉者であったバートランド・ラッセルは、進化の過程の最終的結論[人間]について次のような冗談を言いました。「もし私が全能で、無限の時間をかけて実験することができたなら、最終的には人間... -
人間アブラム【創世記―起源と帰属】#7
【この記事のテーマ】 前回は、おもにバベルの塔について学びました。堕落した人間は過去の経験から学ぶことがないように思われます。 今回は、希望に満ちたテーマ、セムの子孫について学びます。パウロが「わたしたちすべての父」(ロマ4:16)と呼んでい... -
目に見える戦い、見えない戦い【マタイによる福音書—約束されたメシア】#5
【この記事のテーマ】 生活スタイル、人間関係、仕事、優先順位、娯楽、友人……などに関して、私たちは毎日、重要な選択をしています。これらの選択の重要性を真に知るためには、それらの選択が実際には何に関する選択であるかをきちんと理解する必要があり... -
キリストにある安らぎ【マタイによる福音書—約束されたメシア】#6
【この記事のテーマ】 「キリストは律法の生きた代表者であられた。キリストは一生の間律法の聖なる戒めを一つも破られなかった。あかしの国民でありながら、イエスを罪に定める機会をねらっていた彼らをごらんになって、イエスは、『あなたがたのうち、だ... -
最後の旅【マルコ—マルコの見たイエス】#8
【この記事のテーマ】 エルサレムへ マルコはここまで数章にわたって、イエスの目当てのない長旅について記してきました。彼はいよいよ、ガリラヤから南に向かうイエスの旅について語ります。「一行がエルサレムへ上って行く途中、イエスは先頭に立って進...