11章– tax –
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キリストにある安らぎ【マタイによる福音書—約束されたメシア】#6
【この記事のテーマ】 「キリストは律法の生きた代表者であられた。キリストは一生の間律法の聖なる戒めを一つも破られなかった。あかしの国民でありながら、イエスを罪に定める機会をねらっていた彼らをごらんになって、イエスは、『あなたがたのうち、だ... -
最後の旅【マルコ—マルコの見たイエス】#8
【この記事のテーマ】 エルサレムへ マルコはここまで数章にわたって、イエスの目当てのない長旅について記してきました。彼はいよいよ、ガリラヤから南に向かうイエスの旅について語ります。「一行がエルサレムへ上って行く途中、イエスは先頭に立って進... -
神殿における最後の日々【マルコ—マルコの見たイエス】#9
【この記事のテーマ】 論争 今回の研究で学ぶ出来事はすべて、イエスの地上生涯における最後の火曜日に起こったと思われます。それらは熾烈な論争になっていて、その中で宗教指導者たちはイエスを公の場でやり込め、ローマ当局に訴える口実を得ようとして... -
七つのラッパ【ヨハネの黙示録-イエスキリストの働きを知る】#7
【この記事のテーマ】 私たちは第五の封印の場面において、あらゆる時代の忠実な者たちの叫びをあらわしている虐げられた神の民の叫びを見ました。この忠実な者たちは、祭壇の下で神に正義と雪辱を求めて、「主よ、いつまで……ですか」(黙6:10)と叫んで... -
王たちが戦いに赴く時【ダニエル—ダニエルに学ぶゆるぎない祈り、忍耐、愛】#12
【この記事のテーマ】 ダニエル書10~12章は3つの要素からなる一つの単位です。第1部は10章であり、第2部は本体の11:2~12:4であり、第3部(12:5~13)は12章とダニエル書全体を締めくくっています。ダニエルに与えられた最後の幻は、ユダヤ人がバビロ... -
終わりの時【ダニエル—ダニエルに学ぶゆるぎない祈り、忍耐、愛】#13
【この記事のテーマ】 ダニエル書の最終章は「終わりの時」を締めくくる世界の歴史、すなわち「国が始まって以来、かつてなかったほどの苦難」(ダニ12:1)の時における諸事件を描写しています。最後の幻を受けた後もなお、ダニエルは疑問を持っていまし... -
北と南から「麗しの地」へ【ダニエル―主イエス・キリストの愛と品性の啓示】#12
【この記事のテーマ】 この難しい章を始めるにあたって、まずいくつかの点を指摘しておくべきでしょう。第一に、ダニエル11章は、ダニエル書におけるこれまでの預言の概略と全体的に平行しています。2、7、8、9章と同様、11章の預言のメッセージもダニエル... -
預言者の旅路【エレミヤ書、哀歌―神の計画と私たちの役割】#2
【中心思想】 クリスチャンの人生はどんな点で旅に似ていますか。人生が「学ぶこと」であると同時に「忘れること」であるのはなぜですか。クリスチャンの信仰はどのようにして成長しますか。 【アウトライン】 1. 預言者としての準備(エレ1:1、 ... -
結婚の誓い【エレミヤ書、哀歌―神の計画と私たちの役割】#4
【中心思想】 契約を守ることは社会の安定にとってどれほど重要でしょうか。霊的領域において神が私たちの約束を重要視されるのはなぜでしょうか。 【アウトライン】 破られた約束(エレ22:8、9) 従って生きる(エレ11:1~11) 放浪する妻(エレ2:2、3:1、20... -
報復的な罰【ヨブ記】#7
【この記事のテーマ】 人間の苦しみという問題は、確かに人類を脅かし続けています。私たちは、「良い」人たちが大きな悲劇で苦しむ一方、悪人たちがこの世において罰を免れているのを目にします。数年前、『なぜ良い人に悪いことが起きるのか』(英文)と...