14章– tax –
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【出エジプト記・民数記】カナン国境における不信【解説】#10
【中心思想 】 イスラエルが約束の地を目前にして不信仰におちいったため、その時代の人々はだれひとり安息に入ることができませんでした。神は今日、私たちに安息―現世の霊的安息と来世の永遠の安息―を与えておられます。私たちはイスラエルと同じ選... -
【ヨシュア記】相続地の分配(第1段階)【解説】#10
【中心思想】 カナン征服の第1段階は完了しました。ヨシュアはイスラエルの各部族に対して相続地の分配を開始します。 【アウトライン】 土地を分配せよ!(ヨシ13章、14: 1~5) 「この山地をわたしにください」(ヨシ14: 6~13) カレブの相続地と征服(ヨシ14... -
【列王記・歴代誌】神の国家の分裂ー反逆と改革【解説】#4
【この記事のテーマ】 【分裂】 「ソロモンの死後、彼の王国は南のユダと北のイスラエルに分裂しました。強力で統一された帝国のように見えた国が二つに分裂したのです。原因はソロモン自身の統治にありました。彼の王国の外面的な華々しさ、すなわち豪華な... -
【列王記・歴代誌】アサ家の台頭ー反逆と改革【解説】#5
【この記事のテーマ】 【善良な王アサ】 初めにレハブアムが、次にアビヤムが統治します。悪い指導者は今日に始まった問題ではありません。次にアサが登場します。やっとのことでユダ王国はまともな王を得たことになります。アサが即位した頃のユダ王国の宗... -
【列王記・歴代誌】北王国の最期ー反逆と改革ー【解説】#11
【この記事のテーマ】 【国の葬送行進曲】 北王国のための葬送行進曲が聞こえます。実際には、葬送行進曲はヤロブアムが金の子牛を造った今期の初めにすでに始まっていました。この時から、事態は悪化の一途をたどっていました。有効な改革がなされないまま、... -
【申命記】モーセによる歴史の教訓【解説】#2
【この記事のテーマ】 「モーセは……これらの言葉を告げた」(申1:1)で始まる申命記は、その初めからモアブの地での彼の死に至るまで(申34:5)、モーセの存在が顕著ではありますが、(聖書全体がそうであるように)紛れもなく主イエス・キリストを証し... -
【ローマの信徒への手紙】ほかはすべて注釈【解説】#13
【この記事のテーマ】 ある人が片足で立ったまま、有名な古老のラビに、律法全体の意味を説明してくれるように頼みました。「自分のいやなことを、人にもしないこと」と、老ラビは片足で立ったまま答えました。「これが律法のすべてであって、ほかはみな注... -
クリスチャンの生き方【信仰のみによる救い—ローマの信徒への手紙】#13
【この記事のテーマ】 私たちは今、ローマ書の研究の最後の部分にいます。これは宗教改革を生み出した書であり、ほかのどの書巻よりも、なぜ私たちがプロテスタントであるのか、またなぜそうあり続けなければならないのかを確かに示しています。私たちはプ... -
不満から背信へ【民数記―放浪する民】#5
【この記事のテーマ】 雲の柱がシナイの聖所から昇り、祭司らが契約の箱と共に出立するとき、モーセは次のように宣言しました。「主よ、立ち上がってください。あなたの敵は散らされあなたを憎む者は御前から逃げ去りますように」(民10:35)。それは勝利... -
【エゼキエル書】個人の責任【解説】#7
【罪なき者はつねに罪ある者と共に苦しむのか】 神に対する広い反逆のゆえに人々の集団(ユダの国民のように)の上にさばきがくだるときにも、その集団の中に救われる人がいるのでしょうか。個人の責任と集団の責任とのあいだには、どんな関係があるのでし...