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【申命記】モーセによる歴史の教訓【解説】#2
【この記事のテーマ】 「モーセは……これらの言葉を告げた」(申1:1)で始まる申命記は、その初めからモアブの地での彼の死に至るまで(申34:5)、モーセの存在が顕著ではありますが、(聖書全体がそうであるように)紛れもなく主イエス・キリストを証し... -
【申命記】新約聖書に見る申命記【解説】#12
【この記事のテーマ】 新約聖書は旧約聖書で溢れています。それは聖霊を受けて書いた新約聖書の記者たちが、その権威の源として旧約聖書を引用したからです。イエスご自身も「……と書いてある」(マタ4:4)と言われ、それは「旧約聖書に書いてある」という... -
【ローマの信徒への手紙】すべての人が罪を犯した【解説】#3
【この記事のテーマ】 自分が罪人であることを認めない限り、人は義認(罪人が神によって義と宣告されること)の必要を感じることはありません。したがってパウロにとって、義認への第1歩は、人が自分自身を無力で、希望のない罪人と認めることでした。こ... -
【ローマの信徒への手紙】信仰によって義とされる【3章解説】#4
【この記事のテーマ】 今回から、『ローマの信徒への手紙』の基礎的な主題である「信仰による義認」について学びます。この言葉使いは法律にもとづいた象徴的表現です。法律を破った者は裁判官の前に出て、その罪のゆえに死を宣告されます。しかし、身代わ... -
【ローマの信徒への手紙】義認と律法【3章、4章解説】#5
【この記事のテーマ】 ローマ4章は多くの点において、信仰による救いに関する聖書の教理の基礎となるものです。パウロは、イスラエル人の父祖であるアブラハムを、律法の行いによらず、恵みによって救われた人の実例として用いています。もしアブラハムで... -
人間の状態【信仰のみによる救い—ローマの信徒への手紙】#3
【この記事のテーマ】 ローマ書の早い段階で、パウロは重要な真理、福音の中心である真理——人間の惨めな状態——を明らかにしようとします。この真理が存在するのは、人間が罪に堕ちて以降、私たちがみな罪に汚れているからです。目の色が遺伝子と深く結びつ... -
信仰によって義とされる【信仰のみによる救い—ローマの信徒への手紙】#4
【この記事のテーマ】 今回の研究において、私たちはローマ書の中心テーマ、信仰による義認に至ります。それは、ほかのどんな真理よりも宗教改革をもたらす要因となった偉大な真理です。そして、反対の主張はいろいろあるものの、ローマ〔カトリック教会〕... -
アブラハムの信仰【信仰のみによる救い—ローマの信徒への手紙】#5
【この記事のテーマ】 ローマ4章は、信仰のみによる救いという聖書の教理の基礎となり、宗教改革を引き起こす核心となっています。実際に、500年前の、宗教改革はルターによって始まり、忠実なプロテスタントはひたすら前進してきました。律法の行いによっ... -
新しい秩序【民数記―放浪する民】#1
【この記事のテーマ】 あるクリスチャンが生物学者と会話を始めました。彼は伝道のきっかけを求めて、次のように質問しました 「いろいろな生物を研究していると、創造主の御手を感じることでしょうね」生物学者は迷うことなく言いました。 「外側であれ、... -
神の子らとして生きる【ヨハネの手紙—愛されること、愛すること】#7
【この記事のテーマ】 信者になったばかりの人が牧師のところに来て、こう言いました。 「どれほど一生懸命に祈っても、どれほどがんばってみても主に忠実に従うことができそうにありません。私はとても救われそうにありません」 牧師はこのように言いまし...