4章– tax –
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【申命記】大いなる国民がどこにいるだろうか【解説】#6
【この記事のテーマ】 申命記の最初の3章は基本的に歴史の教訓であり、それまでにどんな経験をしてきたかを人々に思い起こさせるものでした。4章に入ると、この歴史的教訓は説教的な調子を帯びます。歴史を振り返るのは、歴史愛好家のためのものではなく、... -
【申命記】律法と恵み【解説】#7
【この記事のテーマ】 ほとんどのキリスト教会の教派が律法と恵みについて語り、両者の関係について理解しています。律法は神の聖と義の標準であり、律法に違反することが罪です。「罪を犯す者は皆、法にも背くのです。罪とは、法に背くことです」(1ヨハ3... -
【申命記】命を選ぶ【解説】#8
【この記事のテーマ】 22歳の若い女性が脳腫瘍のような死に至る病を宣告されるというのは、悲しい話です。そして、すばらしい現代医学をもってしても、どうすることもできません。しかし、この若い女性「サンディー」は生きる方法を模索しました。 そこで... -
【申命記】彼らの心を変え【解説】#9
【この記事のテーマ】 私たちには、「人間は罪深い」という単純な事実がつきまといます。時に私たちは「専門家」たちが、人間の堕落というキリスト教思想を嘆くのを耳にします。しかし、日々のニュースを見、人類史を少しでも調べれば、このキリスト教の教... -
【申命記】覚えよ、忘れてはならない【解説】#10
【この記事のテーマ】 聖書全体を通して見られる、「覚える」と「忘れる」という二つの言葉は、両方とも人間の特徴であり、人の心の中で起きることです。どちらも動詞で、反対の意味があります。覚えることは忘れないことであり、忘れることは覚えないこと... -
【申命記】新約聖書に見る申命記【解説】#12
【この記事のテーマ】 新約聖書は旧約聖書で溢れています。それは聖霊を受けて書いた新約聖書の記者たちが、その権威の源として旧約聖書を引用したからです。イエスご自身も「……と書いてある」(マタ4:4)と言われ、それは「旧約聖書に書いてある」という... -
【ローマの信徒への手紙】義認と律法【3章、4章解説】#5
【この記事のテーマ】 ローマ4章は多くの点において、信仰による救いに関する聖書の教理の基礎となるものです。パウロは、イスラエル人の父祖であるアブラハムを、律法の行いによらず、恵みによって救われた人の実例として用いています。もしアブラハムで... -
アブラハムの信仰【信仰のみによる救い—ローマの信徒への手紙】#5
【この記事のテーマ】 ローマ4章は、信仰のみによる救いという聖書の教理の基礎となり、宗教改革を引き起こす核心となっています。実際に、500年前の、宗教改革はルターによって始まり、忠実なプロテスタントはひたすら前進してきました。律法の行いによっ... -
新しい秩序【民数記―放浪する民】#1
【この記事のテーマ】 あるクリスチャンが生物学者と会話を始めました。彼は伝道のきっかけを求めて、次のように質問しました 「いろいろな生物を研究していると、創造主の御手を感じることでしょうね」生物学者は迷うことなく言いました。 「外側であれ、... -
兄弟・姉妹を愛する【ヨハネの手紙—愛されること、愛すること】#8
【この記事のテーマ】 自分の夫に強い憎しみを抱く女性が牧師のもとを訪ねてきました。彼女は離婚を望んでいるだけでなく、可能なかぎり夫を苦しめてやりたいと思っていました。牧師は彼女に、家に帰って、あたかも心から夫を愛しているかのように振る舞う...