7章– tax –
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【申命記】後の書巻に見る申命記【解説】#11
【この記事のテーマ】 聖書、特に旧約聖書の中で私たちを惹きつける特徴の一つは、旧約聖書の著者が先に書かれたものに言及したり、引用したりすることによって、メッセージを伝えようとしているということです。 たとえば詩編81編では、次のような引用が... -
【申命記】新約聖書に見る申命記【解説】#12
【この記事のテーマ】 新約聖書は旧約聖書で溢れています。それは聖霊を受けて書いた新約聖書の記者たちが、その権威の源として旧約聖書を引用したからです。イエスご自身も「……と書いてある」(マタ4:4)と言われ、それは「旧約聖書に書いてある」という... -
【ローマの信徒への手紙】ローマ7章で述べられている人【7章解説】#8
【この記事のテーマ】 ローマ7章ほど多くの論争を生み出している聖書の章はあまりありません。論争の争点に関して『、SDA聖書注解』は次のように記しています。「[ローマ7章の]14~25節の意味は、この手紙全体の中で最も議論されている点の一つである。... -
ローマ7章の「わたし」とはだれか【信仰のみによる救い—ローマの信徒への手紙】#8
【この記事のテーマ】 ローマ7章よりも論争を巻き起こしてきた章は、聖書の中にわずかしかありません。関連する問題について『SDA聖書注解』は次のように記しています。「その〔ローマ7:14〜25の〕意味は、ローマ書全体の中で最も議論されてきたことの... -
礼拝と献身【民数記―放浪する民】#3
【この記事のテーマ】 疑いもなく、イスラエルの子らは時間と文化の大きな隔たりによって現代の世界から隔絶されていました。私たちの世界が彼らにとってそうであるように、彼らの世界は多くの点で私たちには理解できないものです。 しかしながら、私たち... -
【コヘレトの言葉】神は人間をまっすぐに造られたか【7章解説】#8
【この記事のテーマ】 オーストリアの詩人ライナー・リルケは、「少し噛んで、柔らかくした」パンの切れ端を小鳥にやっているパリの女たちにふれ、次のように言っています。「自分たちの唾が世の中に出ていくこと、小鳥たちがその唾を口に含んで飛び立って... -
【エゼキエル書】訓練の働き【4〜7章解説】#3
【神はなぜご自分の民を訓練されるのか】 神のさばきがときには厳しい場合があるのはなぜでしょうか。 【アウトライン】 預言の無言劇(象徴的動作による啓示)(エゼ4、5章) 訓練の日々(エゼ4:4~8) 苦悩と滅び(エゼ4:9~5:17) 原因と結果(エゼ6:... -
滅びと再生【創世記―起源と帰属】#5
【この記事のテーマ】 「最近、あの狂信者のノアについて何か聞いたかね」 「信心深いノアのことかい?」 「そう、信心が奴を狂わせたんだ。空から水が降ってくると言っている」 「空から水がね……」 「洪水が起こり、箱舟に乗った者たち以外、みんな滅びる... -
山上の説教【マタイによる福音書—約束されたメシア】#3
【この記事のテーマ】 私たちは出エジプト記の中に、イスラエルの子らをエジプトから導き出し、葦の海で彼らに「バプテスマ」を施し、40年間荒れ野で彼らを導き、しるしや不思議な業を行い、山の頂で彼らと直接会って御自分の律法を授けられた神を見ます。... -
ガリラヤの対立【マルコ—マルコの見たイエス】#5
【この記事のテーマ】 闇の中の光 「後には、海沿いの道、ヨルダン川のかなた異邦人のガリラヤは、栄光を受ける。闇の中を歩む民は、大いなる光を見死の陰の地に住む者の上に、光が輝いた」(イザ9:1、2)。 イエスはこの預言を実現されました。罪と病、...