5章– tax –
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アダムとイエス【信仰のみによる救い—ローマの信徒への手紙】#6
【この記事のテーマ】 義認、つまり神に受容されることは、イエス・キリストに対する信仰を通してのみもたらされるという主張を、パウロは明白にしました。なぜなら、キリストの義だけが、神のそばに立つ権利を私たちに与えるのに十分だからです。この大い... -
民を準備する【民数記―放浪する民】#2
【この記事のテーマ】 難民になったことのない人にとっては、たぶんイスラエルの子らの状況を完全に理解することはできないでしょう。もちろん、今日の多くの難民とは異なり、イスラエルの子らは追い出されたのではなく、自分から望んでエジプトを出たので... -
神の御子を信じる【ヨハネの手紙—愛されること、愛すること】#9
【この記事のテーマ】 イエスについての見方は、昔も今もさまざまです。ある人たちは聖書のイエスといわゆる歴史上のイエスを区別し、両者の間にあまり共通点がなかったと主張します。歴史上のイエスは神的なものに対する鋭い感覚を持った普通の人間であっ... -
確信【ヨハネの手紙—愛されること、愛すること】#10
【この記事のテーマ】 [アメリカの政治家・科学者]ベン・フランクリンはかつて、この世に確かなものは二つしかない、それは死と税金だ、と言いました。確かなものはもう一つあります。人生が不安で満ちているということです。 自分がいつ失業するかを知... -
『ヨハネの手紙I』の重要なテーマ【ヨハネの手紙—愛されること、愛すること】#11
【この記事のテーマ】 2001年9月11日にニューヨークとワシントンD.C.を襲ったテロ攻撃のあらゆる悲劇の中にも、一つの積極的な新事実を見ることができます。多くの人々にとって、それは道徳的相対主義の終焉を告げるものでした。真っ昼間にテレビの画面... -
【コヘレトの言葉】富める人、貧しい人【5章解説】#6
【この記事のテーマ】 ロシアの作家レフ・トルストイは『人間にはどれだけの土地が必要か』という民話を書いています。百姓のパホームは、「土地がたっぷりあったら、わしはだれもこわくないぞ、たとえ悪魔だろうと!」と豪語します。ある日、彼は土地を安... -
【エゼキエル書】訓練の働き【4〜7章解説】#3
【神はなぜご自分の民を訓練されるのか】 神のさばきがときには厳しい場合があるのはなぜでしょうか。 【アウトライン】 預言の無言劇(象徴的動作による啓示)(エゼ4、5章) 訓練の日々(エゼ4:4~8) 苦悩と滅び(エゼ4:9~5:17) 原因と結果(エゼ6:... -
滅びと再生【創世記―起源と帰属】#5
【この記事のテーマ】 「最近、あの狂信者のノアについて何か聞いたかね」 「信心深いノアのことかい?」 「そう、信心が奴を狂わせたんだ。空から水が降ってくると言っている」 「空から水がね……」 「洪水が起こり、箱舟に乗った者たち以外、みんな滅びる... -
選ばれた寄留者と旅人【ペトロの手紙1―生ける望み】#2
【中心思想】 ペテロの手紙は福音の招きに接し、それを受け入れたすべての人たち、すなわち小アジアの選ばれた人たち、また各時代のすべてのクリスチャンのために書かれたものです。 【アウトライン】 バビロンからの手紙(Iペテ1:1、5:13) ローマにおける... -
最後の勧め【ペトロの手紙1―生ける望み】#13
【中心思想】 ペテロは長年の信仰の戦いを通して、すべての思いわずらいをイエスにゆだねることを学びました。1ペテロ5:6,7はペテロの楽観主義と確信をよく表しています。彼は私たち一人ひとりに対して、自分のように神の前に自らを低くし、すべての思いわ...