4章– tax –
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安息日の主としてのキリスト【ルカによる福音書解説】#5
【この記事のテーマ】 ルカは彼の福音書をおもに異邦人に向けて書きましたが、彼が頻繁に安息日に言及している点は、際立っています。四福音書と使徒言行録は、合計54回安息日に言及しており、そのうちの17回がルカ、9回が使徒言行録、9回がマタイ、10回が... -
偉大な教師、イエス【ルカによる福音書解説】#9
【この記事のテーマ】 「キリストがこの世においでになったときは、人間性がまさにそのどん底に達しようとする一歩手前であった。社会の基礎は侵されていた。生活は虚偽と虚飾に満ちていた。……人々は伝説と虚偽に愛想をつかし、思考を紛らすために不信仰と... -
耳から足まで【箴言―正しい選択を導く知恵の言葉】#2
【この記事のテーマ】 科学は、聴覚が私たちの歩き方に影響を及ぼすこと、また私たちの平行感覚さえも、耳の聞こえ方によって影響を受けることを実証してきました。それゆえ、「諭し(教育)」—つまり、私たちが聞く内容—は、私たちがどのように生きるかと... -
天の知恵としての謙遜【ヤコブの手紙】#8
【この記事のテーマ】 多くの大企業や中規模の企業には、「中間管理職気質」というものが存在します。この態度は、職員がそれまで持っていなかった何か(より多くの敬意や給料、より高い役職など)を手に入れたと感じるときに生じるものです。この不健全な... -
律法を定め、裁きを行う1人の方【ヤコブの手紙】#9
【この記事のテーマ】 人間の法であれ、神の法であれ、法に対する私たちの態度は、私たちがいかに他者と関係するか、いかに神と関係するかに影響を及ぼします。金持ちの有名人が、あたかも自分のほうが法よりも上であるかのように時折振る舞うのを、あなた... -
諸国民の主【アモス書—主を求めよ、そして生きよ!】
中心思想:非人間的な行為は神に対する罪であって、相応の裁きを受けます。 【この記事のテーマ】 聖書の中で、獅子はしばしば動物界の王とされています。その外観は凶暴性と破壊力と同時に、抗しがたい力と威厳を感じさせます。狩りをしているときでなくて... -
初代教会の生活【使徒言行録―福音の勝利】#3
【この記事のテーマ】 初代教会の切迫感は、これ以上高まりようがありませんでした。メシアの王国設立に関する質問へのイエスの答え方は、時の問題を棚上げにしつつも(使徒1:6〜8)、すべてが“霊”の到来と使徒たちの宣教の完了にかかっているかのよう... -
【レビ記】罪のための犠牲【4ー7章解説】#4
【この記事のテーマ】 予告され、記念されたキリストの犠牲 罪深く堕落的な汚れから人間の心を清めることができるのはイエス・キリストの血だけです。占代イスラエルの聖所の儀式で人々は動物の犠牲をささげましたが、それは彼らに来るべき救い主によって... -
【ヨハネによる福音書】真実であるための戦い【4章解説】#5
【この記事のテーマ】 今回の研究では、イエスに自分の息子の病気をいやしていただくために25キロもの山道を旅した男の信仰について学びます。普通なら、彼は信仰の人であったと考えるでしょう。しかし、イエスによれば、この男の信仰は奇跡的なしるしと不... -
【ガラテヤの信徒への手紙】奴隷から相続人へ【3ー4章解説】#8
【この記事のテーマ】 パウロはガラテヤの人たちに、奴隷として行動するのではなく、あらゆる権利と特権を持つ神の息子、娘として行動しなさい、と述べています。その真理は、若き日のマルティン・ルターが聞く必要のあるものでした。罪の確信が深まるにつ...